おしゃもじさま 寒川町

おしゃもじさまとは「咳や喉の痛みに悩む人が、この社に上げてあるしゃもじを持って帰り、喉を撫でると効き目がある」と言われていました。治癒したらしゃもじを2本返します。遅くとも寛政11年(1799)には始まっており、第二次世界大戦前まで続いたようです(*1)。県内では横浜市に多く分布しているようです(*2)。近隣では海老名市に社宮司社・石神(*3)、茅ケ崎市に砂護神があります(*1)。寒川町は近隣市のように神社は無く、宮山と倉見に祠が残っています(*4)。下の写真は倉見のおしゃもじさまです。
 

[出典]
*1: 「茅ヶ崎の信仰」樋田豊宏 昭和62年(1987)8月10日 p38
https://sites.google.com/site/samukawabookindex/chigasakishinkou
*2: 「かながわ風土記 第259号 p70 阿山克夫」
*3: 「県央雑史抄」北村精一 1994.2.28
*4: 「さむ川その昔を語る 第8集」p57.人々から忘れられた みさぐちさま
https://sites.google.com/site/samukawamukashikataru/di08ji