寒川神社 算額 入澤新太郎博篤 ソディーの6球連鎖の定理 古今算鑑

「一之宮村の入沢入澤新太郎博篤がフレデリック・ソディより115年早く(*1)6球連鎖の定理を発見した」と言われています(*2)。
世界的に見て江戸時代の数学のレベルが高い、ということがわかります。
(*1:1937年-1822年=115年)
(*2:平成10年11月寒川町史6通史編p582「百年早い大発見」)

この算額は、入澤新太郎博篤が文政5年(1822)寒川神社に奉納したと伝わりますが、現存していません。
古今算鑑(こきんさんかがみ)から復元した算額が寒川神社方徳資料館で展示されています。

復元された 寒川神社 算額

[出典]和算の館
http://www.wasan.earth.linkclub.com/kanagawa/samukawa.html


「古今算鑑」入澤新太郎博篤の項
[出典] 国文学研究資料館【古今算鑑】コマ23~25
http://base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.jsp?DB_ID=G0003917KTM&C_CODE=XSI6-005208

これがどのように使われたのか(役に立ったのか)、わかれば良いのですが...

[参照サイト]

川瀬 正臣 「現存算額にみる神奈川の和算状況 」P8
https://www.klnet.pref.kanagawa.jp/digital_archives/kyoudo_kanagawa/kyoudo_kanagawa053_kawase.pdf