寒川町の道 藤沢一之宮道

「藤沢一之宮道」は、県道47号線とJR相模線の間の旧道で、茅ヶ崎市の鍛冶坂、大上、八王子神社、札の辻、正覚院、建彦神社、七堂伽藍の碑の前を通り、鐘が橋(現在の寺尾橋)を渡ると寒川町へ入ります(*2)。
(↑茅ヶ崎市「文化資料館ブックレット1 あのみち このみち 歴史みち」より)
 (↑七堂伽藍の碑)
(↑寺尾橋)

ところが、この先、藤沢一之宮道が寒川町内のどこを通っていたのか不明です。明治15年に作られた迅速測図(*1)によると、該当しそうな道は一本しかありません。
その道は、JR相模線大曲踏切
を渡り、少し南へ下り、すぐに右へ曲がり、
相模川へ向かって北西に進むと、中瀬の交差点
で県道45号線へ出ます。ここを左に曲がって南へ進むと景観寺の辻へ出ます。
この辺りから西側に一之宮の繁華街がありました。
定かではありませんが、これが寒川町内の藤沢一之宮道ではないかと思われます。

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*1:迅速測図 高座郡 明治15年7月
迅速測図/国土地理院空中写真 比較地図
http://habs.dc.affrc.go.jp/habs_compare.html
*2:茅ヶ崎市 文化資料館ブックレット1 あのみち このみち 歴史みち
→[小出地区の道(藤沢一之宮道)(ちがさき丸ごとふるさと発見博物館)]

作成 2018.7.31